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性同一性障害の基礎と臨床

性同一性障害の基礎と臨床/山内 俊雄
¥5,040
Amazon.co.jp

【こんな人にぜひ!】
・GID当事者全般
・友人/兄弟/子供にGIDだとカムされた方
・ホルモンをフライングではじめたい人
・医学生(医学部受験生もアリかとw)
・医療関係者

【感想(一般向け)】
これを読む人はほとんどが当事者や当事者に関係する方だと思います。
内容はひじょうに濃いし分厚いのですが、ホルモンなどの臨床データやその他の項目(ガイドラインなど)を拾い読みすれば、そこまで四苦八苦することは無いと思いますw
病院に行く前に読むといいかもしれません。治療に関してまったく知識が無いのと多少なりとも知識があるのでは、いろいろな意味で結果に差ができるとも思います。
「自分が望む治療方針」を考える参考にもなると思います。


【感想(医学生や医療関係者向け)】
「性」というものは、あらゆる意味で人間の基礎をなす大きなものだと思います。
なにも医学的な疾患や生殖といった局所的なものへの影響だけではなく、その人の人格や趣向など、人間生活全般に影響し得るものだと思います。
「性」は、間違いなく人間の基礎であり、あらゆる意味で人間の根幹を成すものだと思います。実際、フロイトの精神分析などでは「性」というものが非常に重要視されているわけです。その重視ぶりは弟子であるユングをあきれさせた程のものだということですが、逆に言えば、それほど「性」というのは人間にとって重要なものだということではないでしょうか?
「そんなこと分かっている!」と仰るかもしれないのですが、そんな「人間としての基礎」を破壊されるという意味で、性同一性障害は非常におそろしい病気だと思っています。
現在の制度に関しては、私自身「そうはいってもある程度は仕方がないよね」とは思うものの、それにしても不備な点が多すぎる気がします。
医学生や医療従事者である限り、自分の専門分野や希望する診療科に関わらず、やはり「人間」というものの基礎をなす大きな部分という意味で、「性」への正しい(というか中立的・科学的な)理解は最低限必須かと思います。医療が人間を扱う分野である限り、これは不可避なことではないでしょうか?その他の医学書の類に漏れず非常に硬い文面で、どうしても「臨床」「中立」「医療側の目線」ということに偏る内容ではありますが、「疾患」としての性同一性障害への理解は、間違いなく深まるものと思います。
医学生の方や医療関係者にはぜひ本書を一読して頂き、できれば現在のGID医療や諸制度などに関してご一考して頂けたらなと思います。

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中性風呂へようこそ!

中性風呂へようこそ! (アクションコミックス) (アクションコミックス)/新井 祥
¥780
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【こんな人にぜひ!】
・「性別が、ない!」を読まれてセクマイに興味を持った方
・「活字は苦手なんだけど」な方
・コンパクトにセクマイを解説してくれる本が欲しい方
・友達などにカムする前、そっとオススメする本をお探しの方
・医学生、医学部受験生、その他医療関係者
…とか何とか言いながら、今回もいろんな人にオススメできる本ですw

【注意点】
裸の絵が結構出てくる(エロい意味ではなく)ので、電車の中で読むのはキケンですw

【私の勝手な感想w】
まず、マンガとして「面白い」と思います。
本格的にマンガとして面白いのはむしろ「性別が、ない!」かもとは思いますが…w
「『性別が、ない!』ということ。」でも書きましたが、内容はものすごく明るいです!
とはいえ、ちっともセクマイに関して理解がないひとがこの本を読むと「ハァ?(´Д`)」になるかもしれないのですが(…て、そりゃなんでも一緒かw)、基本的には誰にでもオススメできます。
セクマイに関しての超入門書としてもいい本だと思いますね〜。
超入門…といっても、意外なほど内容が濃いです。でも、濃いのに苦痛にならないです。マンガのマジックなんですかねw
あとは、内容的にセクマイな中高生にオススメできますb
マンガなので、当事者目線から見れば「リアルさ」に欠ける点はあるかもしれませんが、それでも十分すぎる程に内容はていねいです。オススメですb

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『性別が、ない!』ということ。

「性別が、ない!」ということ。/新井 祥
¥950
Amazon.co.jp

【こんな人にぜひ!】
・「セクマイがイマイチ理解できない」という非セクマイの方
・「セクマイだと思うんだけど…そうじゃないかもしれないし、医学書はちょっと」な方
・ていうかぶっちゃけいろんな方に広くオススメw

【概要】
著者は30歳までは「女性」として生活していたが、突然男性化がはじまる。
病院で調べたところ、IS(インターセックス)であることが判明。以後胸を取って男性ホルモンを補充し、男として生活中。
そんな著者が綴るリアル・セクマイ論!

…って書くとなんかすごい気がするけど、内容はめちゃライトですw
重たい話題もほとんど出てこないので、気軽に読めます!(←これ重要w)

【私の勝手な感想w】
『専門書を買うのにはお金が足りないし、自分がGIDかどうかわかんないのに手を出すなんて…』という人や『知識はある程度あるけど…セクマイがイマイチよくわからない』という人にはオススメです。
内容はとても軽快なので、多くの人にオススメできるかとb
暗く重い内容はほとんど無くて、文章そのものがかなり面白いですw純粋に内容が楽しいので、その他の人にもオススメ!
案外セクマイ(GID含む)は身近なモンです…たぶんw
てなわけで、『子供に性転換したいって言われた!』なんてことになる前に(!?)読んで知識をつけておくとよいかとw
医学書的な「正確さ」や「無難さ」は無いのですが、セクマイの当事者にとっても非当事者にとっても、かなり役立つ一冊だと思います。
というか、医学書にできないことをこの本はやってくれている気がするんですよね〜。
それだけに内容には主観的な部分や経験則的な部分がありますが、それは「悪い」という意味ではなく、「鵜呑みにするのはヤバイかもだけど、それはそれで役に立つよ」という意味です。
セクマイ当事者はある意味でサバイバーなわけです。たとえばGIDならパス度が低ければ道を歩くだけでも地獄だし、ISなら「周りの誰とも違う」という事で悩んだり…。
そういう日常=戦場の様子をかなりコミカルに(?)リポートしているカンジなので、サクサク読み通せるかとw
とにかく内容は堅苦しくないし、かなり面白いですw
…中にはそれがイヤっていう方もいらっしゃるとは思いますが…(−∀−;


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